ご褒美作戦の是非

「〇〇ができたら、△△買ってあげる」                                                       

時間がない時、つい言いたくなるこの言葉。                                                                                                                                                                                                 

                                                              でも、ご褒美がないと何もしなくなるのでは?

見返りばかり求めるようになるのでは??

と思い、言わないでいようと決めているママやパパは多いのではないでしょうか?                    

                                                                   私も、そうでした。

しかし!

教育心理学で「外発的動機づけ」と呼ばれるこのご褒美作戦は、

専門家曰く、幼児期に限っては使っても問題ないそうです。                               

                                                                  ただし、使い方に気を付けて下さい。

必ず、「内発的動機づけ」、

つまり子どもの積極性や取り組みを認め、褒めることも同時に行い、

何がご褒美につながるかを認識させることが、重要なのだそうです。                           

                                                               また、児童期以降は依存性や“ワル賢さ”も高まるので、

徐々に内発的動機づけに移行するのが望ましいそうです。

そこで、3歳と5歳の子がいる我が家では、こんな制度を導入しました♪

目標ポイント獲得で、欲しいものを買うという仕組みです。

イヤイヤ期とナゼナゼ期ダブルで真っ盛りの娘は、「ニコニコで過ごせたら」、

テレビに夢中になってしまう息子は、「ママに注意されずにニコニコでお勉強出来たら」、

1ポイント(=マグネット1個)がもらえるというもの。                               

                                                     ルールも子どもたちと話し合って考え、今一番欲しいハーモニカを目標とし、

毎晩「自己評価会」を行って反省し、

「良かった事、頑張った事、反省する事」を互いに述べ合います。

その上でママが判断して“今日のポイント数”を発表する流れです。                            

                                                                取り組み始めて2週間。2人で計10ポイントがたまりました‼

評価は決して甘くすることなく、子どもたちが残念がって涙する日もありますが、

「明日は頑張ろうよ」と子どもたち同士で話す姿もみられるほど。                         

                                                                ママは各々の頑張りを誉め、努力を認めた上で、マグネットを渡しています。

結果、子どもたちは自主的にすべき事に取り組むようになり、娘はイヤイヤが減り、

ママもガミガミが減り、穏やかな時間が増えました。                                  

                                                            ご褒美作戦は、依存にならない程度に、お子さんの好きなやり方でうまく使えば、

ママも子もhappyになる方法かもしれません♪


Early Childhood Education and Care

大分県中津市で「子育て」「幼児教育」「英語教育」「遊び」について考える

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